2010年7月1日 『あいさつ』
先日、青梅で開催のOB会にいらしたご家族様が嬉しそうにおっしゃっていた。
「久しぶりに慶友に来て、職員の皆さんから『こんにちは』と挨拶され、慶友に戻ってきたと実感しました」。
当院では「あいさつは仕事に優先する」と謳い、職員に対して、いつでも、誰でも、何度でも、あいさつするように求めている。
あいさつの効用は三つある。
相手を元気にすること。
相手以上に自分が元気になれること。
そして、あいさつしなければと思うことで常に周囲に気を配れることである。
このあいさつが当院の雰囲気、いわゆる「慶友らしさ」の大きな源となっていることは間違いないだろう。
あいさつがあまりにも習慣化しているため、私も油断をしているとコンビニ等ですれ違った見知らぬ人に、つい「こんにちは」と挨拶してしまい、気恥ずかしい思いをする。
挨拶された相手は一瞬とまどい、恥ずかしそうに挨拶を返してくれる。
しかし、よく考えてみれば、慶友職員のあいさつがコンビニですれ違った見知らぬ人にまで元気を分けているとすれば、それはまた素晴らしいことだと思う。